ウェディングフォトが大満足だった話。③

②はこちら(URL)

現場まではタクシーで向かった。

ウェディングドレスの裾をヘアメイクさんに持っていただいて移動してタクシーに乗り込んだ。

タクシー内でもワクワクソワソワしてはしゃいでいた。

到着。

カメラマンさんたちが来ていた。

私の中で噂の、あのアガさんだ…!となった。どんな写真ができるのかととても楽しみになった。

1時間の限定貸切なので、撮影は終始忙しない。

でもその限られた1時間でまとまった撮影ができる方が終始気分も高まりいい写真になるのではないかという気もしていた。

アガさんが場所、ポーズ、目線などすべて細かく指示して下さりとてもわかりやすかった。

ただ、「口をとじて口角を上げてニッコリ!」という指示は、普段ガハハハ笑う私にはどうしても出来なかった。笑

モデルさんってすごいなと感嘆した。

1つ覚えているのが、

東博の階段の手すりで頬づえをつくフォトがあって。

「ここで頬づえをついてニッコリ!」

という指示に頬づえをついてカメラを見たら、

「頬づえをしている手がグーで強そうだから、解いて、柔らかい印象にしましょう」

という苦笑い混じりのコメントが。

あら、普段のガサツな性格がこんなところにも出てしまった。

ちなみにこの時の写真がとてもお気に入りで、ウェディングアルバムの表紙に使った。(ウェディングアルバムを自作した話はまた今度まとめたい。)

お姫様気分の1時間はあっという間で。

終わってから写真を一通りザーッと見せていただいた。

どれも素敵な写真で、本当に宝物。

本当の納入日は1ヶ月ほど先で、年賀状作成に間に合うか不安だったので、自分のカメラでヘアメイクさんにオフショットを撮ってもらったのだけれど、

その事情を知ったアガさんがなんとものすごい早さでデータを下さった!

おかげで、年賀状のみならず自作ウェディングアルバムも年内に間に合わせることができてとても感謝している。

ヘアメイクさんが撮ってくださった、オフショットも1,2枚だけだろうと思っていたのに、終わって履歴を見たらかなりの枚数を撮影してくださっていた。

ということで、スタッフさんの対応も、写真の出来も、ヘアメイクもどれも良くて、慌ただしくもとても幸せな入籍日だった。

もし今後、結婚式を挙げるとしたら、ぜひもう一回お願いしたい。

終わってしまって、ドレスを脱ぎ、髪をほどき、あぁ…シンデレラってこんな気持ちだったのか、とおこがましくもシンデレラに感情移入しながら、普段の私に戻った。

魔法がとけてしまった。

ウェディングフォト、撮影編。終わり。

今度はアルバム作成についてそのうち書きたい。